厳しい経営状況の運送業界!現在必要とされるM&Aについて

運送業のM&Aが理由としては、社会状況の変化が大きいとされています。
特に大きい理由が中小企業の社長の平均年齢が60代だと言われていますが、事業を継がせる後継者がいないという点が問題です。
60代のオーナーができるだけ早くリタイアしたいという事情も合わさることで、ほかの第三者へ事業を継いでもらおうという考え方が広まっています。
それ以外にも、深刻なドライバー不足や燃料費の高騰などが理由として挙げられます。

厳しい経営状況の運送業界!現在必要とされるM&Aについて

運送業のM&Aがなぜ注目されているかを、ここでは紹介しています。
運送業のM&Aが必要とされる理由としては、社会状況の変化が大きいとされています。
特に大きい理由が、後継者がいないという点です。
中小企業の社長の平均年齢は60代だと言われていますが、後継者がいないため第三者に継いでもらおうという考え方です。
60代のオーナーが、できるだけ早くリタイアしたいというのも理由となっています。
他にも、深刻なドライバー不足や燃料費の高騰などが挙げられます。

多くの運送業に関わる会社が赤字企業対策としてM&Aを行う

新型コロナ感染拡大は私たちの生活を大きく激変させてしまいました。
できるだけステイホームで自粛生活が推奨され、今迄気軽に買い物や食事に行っていたのも出来なくなりました。
そこで買い物などをネット通販などで行い、娯楽をフリマアプリの買い物で楽しむといったことが多くなったんです。
それに伴って運送業者は多忙を極めることになったんです。
一見すると運送業は大きな売り上げがあってコロナ禍でも問題が内藤に思われます。
しかし中小零細の運送業は熾烈な大手との価格競争が強いられ、それに対抗できず赤字企業となっていることも多いです。
この場合会社ごと売却をもくろむ場合も多いですが、多くはM&Aを選択するんです。
大手傘下に入ってしまえば合理化で体質強化もでき、一気に大手のノウハウを取得して大きな売り上げを実現することも出来ます。
さらにエリア拡大も簡単にできてしまい、作業効率も大手のノウハウを継承するので飛躍的にアップするようになります。

運送業界で深刻化する慢性的ドライバー不足への対策としてのM&A

運送業では慢性的ドライバー不足が問題になっていて、その対策としてM&Aを行い統合で人材集約する企業も増えてます。
買収先から優秀で若い人材確保出来て、新しい技術獲得・経営基盤強化などメリットも多いです。
M&Aをすると買収先の人をそのまま受け入れられるので、同じ運送業なら既に経験や知識がある人材を獲得出来て、新たな育成・研修などのコストも抑えられます。
また、少子化で跡継ぎに関しての問題も多いですが、後継者が見つからないときにもこの方法が有効で経営能力が高い人へ承継出来れば後継者の育成する時間をかけないで事業を後継出来ます。
新しい技術を最初から開発すると時間・コストもかかりますが、これも技術を持っている企業を買収出来るので競争力があるノウハウなどを取り込んで業界や市場で優位な立場を獲得できるのも魅力です。
注意したいのは退職が近い年齢層が多い企業だと、一時的に人材が確保できても近い将来に人手が不足する可能性があり、資格・ノウハウがない人を確保しても育成に時間やコストがかかるので即戦力としては期待出来ません。
人材確保目的なら、買収先の年齢層・スキルなども重要となってきます。

運送業で受注競争が激化したことによる受注単価の低下対策としてのM&A

運送業で受注競争が激化したことによる受注単価の低下対策として、M&Aを行うケースがあります。
運送業は過当競争が繰り広げられているため、単価自体が安くなってきています。
特に中小企業などは大手と比べて財務体質が弱く、値下げに踏み切れず厳しい競争を余儀なくされているケースが少なくないのです。
子の対応策として事業規模拡大で影響力向上することで、単価競争に歯止めをかけたり管理コストを圧縮することで競争に勝ち抜く方法が存在します。
具体的に経営統合をしていくと、超長期的な管理コストを下げることができたり地域における影響力を高めることができます。
そうすること価格交渉においても、柔軟に対応できる機会が増えることや人員についても管理部門から現場に投入できる可能性も出てきます。
地域特化でパフォーマンスを発揮すれば、大手企業とも対等までとはいかずとも善戦できる機会が増えてくることもありえます。
このように、様々な戦略の幅を広げてくれるのです。

運送業で悩みの種である燃料費上昇の対策としてのM&A

昨今は原油の価格が上昇傾向で、ガソリン1リットルあたりの価格は100年ぶりの大台を記録するようになりました。
この影響を最も受けているのが運送業であり、トラックをすべて業務に回せない会社も出てきているほどです。
運送業は人手不足も深刻なうえに、原油の値上がりのダブルパンチを受けてしまいました。
大手では2019年、日本ではじめて運送業同士のM&Aを実施したのは記憶に新しいことでしょう。
なぜM&Aに踏み切ったのか、その理由をここで簡単に解説をしていきます。
まず企業間提携をするということは、ライバル関係ではなくなることを意味するわけです。
協力会社同士であれば、支店増で輸送短縮を可能にしており少ない人手でも効率よく発送をすることができます。
そして支店数が増えるということは必然的にトラックが長距離稼働をしなくても済むことを意味します。
つまり、運転に必要な燃料を最小限にして、業務を円滑に推し進められるのが魅力です。

著者:百田吾郎

筆者プロフィール

千葉県浦安市生まれ。
地元で運送会社を経営。
現在運送業界に必要とされるM&Aについて記事をまとめました。
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